「宮沢さん!大丈夫?」


ふらふらの宮沢さんについていった。


「はい、大丈夫」


ふらふらだよ?

宮沢さんの腕を掴んで洗面所に連れて行った。



「っと…電気」

電気から垂れている紐を引っ張ろうとしたら…宮沢さんが、抱きしめてきた。



「…え?」


「もうちょっと…」


動けない…

ううん。動きたくない。