「んー…帰るか」

家に向かって歩き出した。


すると後ろから…


「宮沢さん?」


「…吉田先生」


「一人?」

「…になっちゃいました」


笑えない…よね。


たった今、一人になりました。



「僕と買い物、付き合ってくれる?」


「はい」


どーせ暇だし、いいか。