「じゃあ…ありがとね」


家に着いてバイクから降りた。


「いや?んじゃ、また明日!」


要が見えなくなるまで自分は手を振った。



「…いつでも…か」


家の中に入ろうとしたとき…



嫌な予感がした。

悪寒がする…


何か悪いことが無ければ…


空を見上げながら…そう思った。