動けん!!


…座りたいなぁ…


そう思ってると、先生は自分を椅子に座らせた。



「宮沢さん。大丈夫?」


「あ…はい」


大丈夫じゃないけどな。



「つい…ゴメンね」


「いえ、ホント大丈夫です」


そこまで謝らなくてもいいのに。


「それより、要…遅いですね」


「そうだね」

すると、携帯の音楽が鳴った。


自分だ……


要からだった。



《ゴメン!今日、行けない!》



早く言えよ!!
今度、会ったら埋めるし!