フィードの案内で食堂に来てみれば、そこは朝食を食べに来ている乗組員達で賑わっていた。

青空とフィードは一番端の窓際を確保し二人並んで朝食を食べていた。

フィードが親切に持って来てくれたこんがりトーストされたパンにバターを塗り、かじりながら青空は今日どうするかを考えていた。

そんな事を考えていると向かいにリオンとハイド丁度やって来て無言で座った。


「おはようございまっす」

「おぉ」

「んー」


元気に挨拶するフィードとは対照的に寝起き丸出しの低いテンションで返事を返すリオンにハイド。

「眠そうだね」


青空がトーストをもしゃもしゃ食べながら言うと同時に頷くリオンとハイドに若干息が合いすぎてて口が引きつるのが自分でも解った。