リオンの言葉にカチンと来て少女も反撃しようとニヤリと口の角が上がる
「何言ってんの？あんな小娘のパンチも防げないで偉そうに言って気が抜けてたんじゃないの？キャプテンさんが情けない」
「んだと？」
「まぁあんなにヘロヘロじゃあカンガルーパンチでもノックアウトだろうけどねぇ」
「上等だ、倍返ししてやるよ」
少女の挑発に素直に乗っかりポキポキ指を鳴らすリオン。
何故だろう、二人の間に火花が見える
その場に居たハイドにフィード、ジェイルはそう思い暗雲が漂うのが見えた。
「表出ろや！！！」
「ばーか！！！！！もう表だよ！！！」
この二人大丈夫かなとも思った三人。
少女とリオンの低レベルの言い争いに呆れた三人は、二人をほったらかしてそれぞれに食べたい料理の元に行ってしまい残された二人は怒鳴るは殴るはの喧嘩に発展した。
