「これどうしてくれるの?」
「「すみません」」
目茶苦茶になった医務室にリオンと少女は並んで目の前で青筋立てて冷ややかに笑う金髪の男性に頭を下げて居た。
あの後ハイドとフィードが止めるも一行に収まらずそこに現われたのがこの金髪の男性、Tシャツに上に白衣を羽織るだけの見た目闇医者的な彼はこの空賊団の空医ジェイル、彼が現れ軽い麻酔薬を辺りにばら蒔きその場に居たジェイル以外がぶっ倒れ、事は無理矢理収まったのだ。
「頭がはしゃいでんじゃねぇよ、たくっ後で全員で片付けとけよ」
とその場に居た全員に鋭いまなざしを向けその手には何だかドクロマークが貼られている瓶が握られている、やらなかったら中身は謎のそれで苦しめると言う無言の脅し付で言い、ジェイルは少女の方に向く。