少女が別の世界から来た事。
自らの事を神様と言うおじいちゃんにあった事。
そのおじいちゃんから跡を継げと言われ、尚且つ世界一周して自分が管理する世界を見て来いと言われたすぐにここに飛ばされた事、全てを嘘偽り無く素直に話した。
「そんな話し信じられるか」
一蹴された、まぁ確かに信じる方が難しいが。
「んな睨まないでよホントなんだから」
信じてくれないのは解ってはいたが、鋭く睨むのは止めてほしいと少女は思っていた。
「冗談じゃない、お前みたいな羞恥心の無い小娘に俺らの世界の管理だと?こっちから願い下げだ」
「なっ!?羞恥心ぐらい持ち合わせてるわよ!!」
「笑わせるなよ、そんな丈の短い服着て足振り上げてナイフ弾き飛ばせば下着ぐらい見えるだろ、それを躊躇せずにやってのけんの目の前で見て、恥かしいって言われてもなぁ」
呆れて言われ、少女は途端に顔が発火するほどに赤くなる、あの時は何も考えずに条件反射でやったが改めて言われて気が付くと恥ずかしすぎて死ねる。
だって今日のパンツ、水玉だし!
それを見られたと言う事で。
「イヤァァァ!!!!忘れてぇぇえーーー!!!!」
更に顔を赤くして、半べそで少女は耳が劈くほどの声で叫んだ。