「離せよ!!」

「うるせぇ!!クソッ!俺のおニューのコートがてめぇん所のキャプテンのせいで砂利まみれじゃねぇかよ!」


「知らねぇよ!!だいたい俺は女じゃなくて男だ!!」


「ハハハハハそんな冗談はいらないんだよ嬢ちゃん!」


「だーーー!!ムカつく!!!」











「なっ、俺が言った通りだろ?」


手紙に書かれていた古代劇場にリオン一行は向かいそこには石舞台の上でさっきリオンを追い掛けていたバッファ一味と取り押さえられているアルタが居たのだ。


「アイツ等懲りねーな、ついこの間リオンにボコボコにされたばっかじゃねぇかよ」

呆れた顔をしてハイドが言えば並んで立っているガルドもそれに頷く。


「しかしアルタが捕まったんじゃ黙ってる訳にもいかんしな」


どうしたもんかと呟き腕を組む

そんな時、丁度バッファ一味の団長バッファがリオン達に気が付き不意に口角が上がる。