「ルナ…私は先生を殺していない。本当なんだ」
「…黙れ」
構わずにバースは続ける。
「先生を殺した犯人は他の奴だったんだ。私もそいつに殺されそうになった」
「黙れ」
「私には先生を殺す理由なんか無い。殺す訳がないんだ!私は先生が大好きだったんだ!」
「黙れ!!」
その瞬間ルナが銃をこちらに向けて光熱波を撃って来た。
「!?」
バースは光熱波をギリギリで交わし、無意識の内に神剣を抜いていた。
ルナは本気だ。本気でバースを殺そうとした。
ルナは今だ銃をこちらに向けたまま口を開いた。殺気は前よりも籠っている。