「どう?美味しい?」
期待の目を向けるヘウ"ンに、バースは口を開く。
「まあまあだな」
「えー!一生懸命作ったのに」
「一生懸命作っても、まあまあなのはまあまあだからな」
ヘウ"ンはちょっとムッとした顔を作り、箱を掴む。
「そんな事言うならもう食べなくていいよ。返して!」
だがバースは箱を持ち上げ阻止した。
「食うよ。今腹減ってんだ。何でもいいから食べたい」
「もういいよ!馬鹿バース」
そしてヘウ"ンは怒ったまま食堂から出て行った。