「何やってんのよ、あんた達!早くこいつ等片付けなさいよ!」
「私はクタクタなんだぞ」
文句を言いながらも、バースは神剣を抜いた。
「帰ったらヘウ"ンちゃんに会えるよ」
隣でジュリアがヘラヘラ言う。
「別に嬉しくねーよ」
「楽しみにしてたほうがいいよ。絶対喜ぶから」
「だから何があるんだよ」
「内緒ー」
「あのなぁ…」
その時、バース達の横を光熱波が通り過ぎて行く。
「働け」
ルナがもの凄い形相で睨む。
バース達はとりあえず、はいと頷き、魔獣に向かって行った。