「バースは先生を殺していません。私はハンターになっても、バースを信じます」
「分かりました。ルナをハンターの学校へ」
学長が教師に伝え、教師がルナに近付く。
「馬鹿な事を…」
そしてルナの両手に手錠を付ける。
手錠の冷たい感覚を感じながらルナはバースの事を思っていた。
私が馬鹿な事をしたという事は分かっている。けど、それでも誰も信じてくれない中で、私だけはバースの事を信じてあげたかった。
同じ家族のいない者同士。
今日この日をもって、ルナの神人への道は閉ざされた。