学長はため息をつき、ルナに厳しい視線を浴びせる。
「ならルナ。貴女をハンターの学校に送ります」
「!」
犯罪者を庇った神子は、暗殺者のハンターの学校に強制送還される。ハンターの学校に送られた者は、絶対に神人になる事が出来ない。代わりに、大勢の人の命を奪う事になる。
ハンターとなった神子は、神人の恥じだ。
「いいですねルナ。弁解するなら今だけですよ」
ハンターになるのは嫌だ。神人に憧れ、今まで必死に頑張って来た。
けど、友達を裏切ってまでなりたいものじゃない。