「そうでしょだから、なつみにわその後悔をなくしてもらう為に、もう一回下界にいってもらうからね。」
淡々と言うカタジーナ。


下界?

どういうこと?

「まって、あんまり状況がつかめない。どういうこと?」


「んも~、めんどくさいなぁ」
カタジーナにため息をつかれてしまった。

「だからね、死んじゃう前に後悔をなくしてほしいの。
だってねなつみ、すんごい後悔しててこのままじゃ死後の世界にいけないんだって。
だから下界にいくのね、分かった?」


「後悔をなくすために…?」


「うん、そーゆこと!じゃ、準備わいい?行くよ!」


えっ、もういくの?
ちょっと待って、心の準備が!


「まって、まって!」


「もおー何さぁ?」
カタジーナわ早くおわらしたいらしく、少しいらいらしている。


「あのさ、下界にいれる期間って?」


「あ、言って無かったっけ?
一週間。一週間たったら、また同じ風に事故にあって今度こそ死後の世界にいくんだからね!」


一週間。

それで全てを終わらせなければいけないんだ。




「ん、分かった。」