あれ、ここわどこ?

つぶっていた目を開くと、そこわ見たことのない景色ばかりだった。


思い出せることわ-…


あっ、そうだった。

あたし車に…引かれっちゃったんだ。

そしたら、ここわどこ?

あたりを、見渡してみる。

だけどあるのわ壁だけ。

ここわ…
天国でわ、ないはず。
思い頭で考えてみても、それだけしかおもいつかない。


ここわ、一体どこなんだろう?
こんなところに1人でいるのわ、寂しいよ。
お母さん…
お母さんに、会いたいよ。
最後にちゃんと、お別れしたかったよ。


涙がこぼれた。

拭いても、拭いても、それわ止まらない。
大洪水のように、目から降ってきている。


会いたい…
会いたい…

みんなに、会いたい…


それから、それから…

あいつに会いたい。