結局、先輩のホームランの

1点だけしか入らず

先輩は勝利した。


試合が終わって

先輩が私のもとへ

走ってきた。


「やった!

美樹ちゃん!

俺ら勝ったわっ!」

少年のように

喜んでいる先輩を見て

本当に野球が好きなんだ…

そう感じていた。

「おめでとうございます。先輩。」