放課後…

「やあ、靖?」

「ひ、飛癒…」

どうしよう…足が震えて逃げれないよ…

「く、邦光君を…殴ったの?」

その時、飛癒の顔つきが一変した。

「あぁ。殺す一歩出前だったな。あんたの存在のおかげてあいつは助かったんだぜ?」

こ、殺すもりだったの?

関係ない邦光君を?

「…っ!!おかしいよ!!」

「あ?」

「関係ない邦光君を巻き込んで…飛癒のやり方にはついていけないよ!!」