「いやっ!!」

ハサミを持っていた飛癒の手を叩く。

「やめて!もう、遊び飽きたんじゃないの?何で今更…っ」

「そんなことも言ったなあでも、それは嘘。転校が決まったから、上手く逃げる口実だよ」

「何よ、逃げるって!?一番逃げたかったの、わたしなのに!!」

ゆっくりハサミを拾う飛癒
「だよね〜。泣いてたもんな〜お前」