キミが生まれてからずっと、





ずっとずっと一緒だった




毎日の朝ご飯も、




好きなテレビも、





住んでる家も、




母も父も、





名字も……、



ぜんぶぜんぶ一緒。





朝起きればキミの笑顔があって、




眠る前は、眠そうに目をこするキミが居て、





そんな当たり前の毎日が、



キミの目覚めと共に終わってしまうのが怖くて……、




十も歳の離れたキミの寝顔を、一人で眠れない子どもみたいに求めた