そう遠くはない昔 

小さな村に一人の魔女が住んでいました。 
魔女と言っても悪いことをするのではなく 
ほんのささいな魔法しか使えず、
魔女はその力を薬を作ったり
人々の役に立つために使っていました。 


けれど、いくらおとぎ話の悪い魔女のように 人を困らせないからといってもいくら魔女の作った薬が子どもの病気を治そうと
魔女は魔女であるがゆえに村の人々に忌み嫌われていました。