朝、いつも通りユウスケと学校へ行く。


いつも通りのユウスケ。


何て聞けばいいだろう。


ユウスケ嘘付いていたの?って・・・


聞きづらいよ・・・。


「メグどうした?」


ユウスケが心配そうに私を見る。


「・・・何にも無い。」


「何かあったら言えよ。」



ユウスケはいつも優しい。


私を心配して大事に守ってくれる。


だからきっと私に前を向かせるように


嘘を付いてくれたんだ。


私はその時、そう思い込んだ。


ユウスケを信じよう・・・。