「アイ~。ぐずっ・・・。」


「どうしたの?」


「パンツ見られたぁ~。」


「はぁ?」


「アイツに・・・。」


最悪だ。


アイに階段での事を話した。


「とことんユウ先輩とは合わないのねぇ。」


「もうあいつとは絶対合わない!」


私は思いっきり首を振った。


「ユウ先輩とぶつかったなんて知ったら、ファンクラブの子に起こられそう。」


そりゃそうだ。


誰にも見られなくて良かった。


「はぁ・・・もう逢いたくない!」