恋心 ~大切な気持ち~

『なぁ!!』

買い物が終わって
愁が言った。


『ん??』

あたしが言うと


『俺、見たいとこ
あるんだけど
本当にすぐ来るから
ちょっとここで
待ってて!』

と愁。


『わかったぁ!』

あたしが言うと
走って店に
入って行った。

どうしたんだろ??
あたしは思いながらも
店の前で待っていた。



5分くらいして

『ごめん!お待たせ♪』

と愁は戻ってきた。



『何か買い物
したのぉ??』

あたしが聞くと


『いや(笑)
してないよ↑
見ただけ。』

と愁。


不思議だなぁ-…
と思いながらも
そこはあえて
聞かなかった。



『いよいよパーティ-は
明日だな!』

愁は言った。


『だねぇ↑何時に
行けば良いのぉ??』

あたしが言うと


『確か
たくさん遊びたいから
10時半くらいから
とか言ってたよ(笑)』

愁が言った。


『なら10時半に
この前メールで言ってた
美希の家に行けば
良いんだねぇ♪』

あたしが言うと


『うん!』

愁は言った。


それから喫茶店で
明日のサプライズの
話をして
プレゼントは愁が持ってく
事になった。


『明日ね♪』

あたしらは言い
家に帰った。


―― 当日。―――――


家を出て10時半に
美希の家の前に着いた。


ピーンポン♪


チャイムを鳴らすと

剣くんがドアを
開けてくれた。


中に入ると
もう愁も来ていた。


『愁早いねぇ↑』

あたしが言うと


『まぁね(笑)』

と愁は言った。



そしてそれから

『ドッキリ大作戦
始めるぞ!笑』

っと愁はあたしに
言った。



『うん!美希、剣くん
あたしたちから
プレゼントがあるの↑↑』

あたしが二人に
言うと

二人はニコニコしながら


『プレゼント??』

と言った。


愁が剣くんに
プレゼントを差し出した。


『少しだけど(笑)』

あたしが言うと


『ありがとね♪』

と二人は幸せそうに
言った。


ドッキリ大作戦とか言って
全然ドッキリして
ないじゃん(笑)

あたしが思っていると

『ありがとう!本当に
ビックリしたよ↑↑まさか
二人で私たちの
お祝い選んで
くれたなんて!!そうだ!
見せたいものがあるから
こっち来て。』

美希は言って
あたしを隣の部屋に
案内した。


『ここで待ってて!
今見せたいもの
持ってくるね↑↑』

美希は言い
部屋を出ていった。





凄い綺麗な家だし
綺麗な部屋で
良いなぁ-…。

あたしは部屋を
見回した。

美希と剣くんは
本当に仲が良くて
羨ましい☆ミ


あたしは
そう思いながら
美希を待っていた。


『やっぱ、こっち来て欲しいかもぉ♪とか言ってる(笑)
俺たちの思い出の
アルバムなんだけど
重すぎなんだってさ↑
ごめんね↓
美希ワガママで(笑)』

剣くんと愁が
呼びに来た。


『そっか!思い出の
アルバムは重い方が
良いさぁ(*^^*)
今行くよぉ↑』

あたしが
そう二人に言って
隣の部屋に戻ると



いきなり

クラッカーの音がした。



『♪Happy Birthday♪』

あたしは何が
何だかわからず
驚いていると


『あれぇ??笑
忘れちゃったの?
梢、明日
誕生日でしよぉ↑』

と美希が言った。


『そういえば、明日
誕生日だぁ!!
でも、今日は
美希たちのパーティ-って
美希も愁もあたしに
言ってたし…。』

あたしが言うと


『はい!!〃〃』


と愁が何かを
差し出した。



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