「あぁー!!なんか、隠してる!!」 ぷーっと頬を膨らませながら迫ってくる真莉乃。 怖くねーよ。逆に可愛いし。 「ごはんの準備いいのか?」 俺が、頬を両手で挟みこみながら聞くと、 「あぁ―――!!そうだった!!早く来てよ!!」 そう言って、バタバタと部屋を出て行った。 ………騒がしい奴だな。