「起きて?ご飯できたよ。」







あぁ…真莉乃と結婚したら、毎日こうやって起こされるのかな。
なんて、妄想をしていたら、







「健伍!!ご飯冷めちゃう!!」







俺を強く揺さぶり始めた。





もうすこし、ふわふわした気分に浸っていたかったな…。







「分った分った。」






目をしっかりと開け、あらためて真莉乃を見たらエプロン姿だった。








これ、毎日見れんのかな。







そう思いながら、楽な格好に着替えようとパジャマを脱ぎ始めたら…。









「わぁっ…け、健伍のばかっ。」