「「……できた。」」









2人して声をそろえた。







…にしても、多かった。
自分を含めてみんなの分となると、
30人くらい…?




あたしは、給食のおばちゃんかっ!!





って突っ込みいれたいくらいだよ。








「では、みなさんを起こしてきますね。」







斎藤さんがそう言って部屋を出て行くときに振り返って一言。








「健伍は、真莉乃様が起こしてください。あたしじゃ起きませんので。」








クスっと笑ってパタパタと急いでいってしまった。









………やるな。斎藤さん。