「っしゃぁぁっ!!」 あたしが指さしたものをみんなが揃って目で追う。 それと同時に、聞きなれた人の喜びの声が聞こえた。 その人は…… 「やっぱり、健伍だったんだ……。」 あたしの目の前ではガッツポーズをしながら喜んでいる健伍の姿があった。