それからかもしれない。 麻耶と、真莉乃を重ねていたのは。 ずっと忘れられなかった。 今でも。 「麻耶……」 俺は今でも、おまえが好きだ。 きっとお前がいるだろう空に心の中から話しかける。 「………よし。」 俺の、心が決まった。