次の日あたしは鈴菜と買い物に出かけていた。
鈴菜はある意味先輩だから聞いてみようと思って。




「鈴菜……ちょっと聞きたい事があるんだけど…」





「ん?どうしたの?」






あたしの反応を見た鈴菜がちょっと不安そうに聞く。







「あのね………」






あたしは、今じぶんが思ってる事。どうしたらいいか。など心の内にある事を聞いたみた。







「んー……。なんか真莉乃難しい事考えてない?」





鈴菜は全部分かっているような笑みを浮かべながら聞いてきた。






「難しい……こと?」






「うん。真莉乃が迷うのも分かるんだけど…大事なのは【ここ】だと思うんだ。」






そう言って自分の胸を指差す。
そこって…






「心臓?」