「ねぇねぇ、着たよ?見てみて!!」









家に帰った後はファッションショー。お兄様が買ってくれた服を着てお兄様に見せるんだ。特に意味はないんだけど…今回は巳來お兄様の方から「是非見せてよ?」と言ってきたので、やることにした。







「おぉ?!これが一番いいね!!来世の嫁にほしいぐらいだよ!!」








そう言って抱きついてきた。









「わぁ!!!何やってんの!!離れてぇ~!!」







だけども、巳來は離れません。







「離れろぉ~!!誰か――!!だずげで――。」





もうパニックで半べそ状態。言ってることがうまく聞き取れないほどだ。







「巳來。そこまでにしてやれよ。」







スッと横からてがに美的高と思ったらあたしは御姫様だっこの状態になっていた。









「なっ…な、これ、どーゆーこと?」






もう、あたしの頭の中爆発だ。誰か代わりに頭の中に入って整理してくれ。
ぐちゃぐちゃ…