2008年10月15日。


近医での注射2日目。


何度来ても、この病院で無精子症が見つかったんだよなぁ……と感慨深くなってしまう。


いつかは……ここで産んだんだって、そう言えるといいのだけれど。


昨日も今日も退院の患者さんに出くわした。


「○○さん退院でーす!!」


その一言で2階のスタッフさんや先生がぞろぞろと集まって。


玄関先で赤ちゃんと一緒に記念撮影。


幸せそうな新生児を抱えたお母さんと、


待合室にいる出産を控えたお腹の大きなママさん。


そんな中にいる私は何だと思われているんだろう。


不妊?


それとも妊娠初期??


いや、ひょとしたら派手な見た目から性病だって思われてるかも。


そんな事を思いながら順番を待つ。