処置室に呼ばれた私はHCGの注射と黄体ホルモンの注射を打たれる。


HCGは排卵のない周期なので、排卵したよ、と合図を出してあげる注射。


黄体ホルモンは更に内膜を厚くする為に必要な注射で、今日から毎日打つ。


また地元の病院へ薬液を持って通う日々が始まるのだ。


更にデカドロン、パンスポリンという飲み薬も時間差で15日、16日と続々スタートする。


プレマリンも継続。


葉酸、マルチビタミンのサプリも継続。


一日に飲む回数もそれぞれ違うので、頭がこんがらがってしまいそうだ。


そして……妊娠判定日も決定した。


10月30日:妊娠判定


薬の効きやすい順調な私の体なだけに、展開が早い。


今月中には……とうとう結果が出てしまうんだ。


この病院の胚移植はリュウジも立会い可能。


二人で……卵ちゃんのやってくる姿を見つめるまであと5日!!



ここまでの医療費

総合計:1.487.901円