2008年10月3日。


周期のスタートとして病院へ通院した。


あれだけ腫れていた卵巣もなんとか元に戻り、採血、診察を終えた私の手にはたくさんの錠剤。


そう、この周期。普通の人のように排卵は起こらない。


という事は、赤ちゃんを迎える準備が体の中で起こらない……という事。


それを補う為に必要なのがこのプレマリンというたくさんの錠剤なのだ。


これは女性ホルモンそのものと言ってもいいお薬。例えば……更年期で女子力が落ちている場合や、性転換にも使われる、と言えば分かりやすいかもしれない。


これを服用する事で内膜が厚くなる。


それをエコーで確認して、卵ちゃんにとって内膜……つまりベッドがふかふかの状態になった時に胚移植をする。


それがこの周期。


がしかし……。