次から次へと挨拶を交わし、改めて冬馬様の凄さを実感…

はあ…

何だって、私はこんなに場違いな所にいるんだろう…

なんてため息をこっそりつき、人に酔った為冬馬様から少し離れてドリンクをいただく



これがよくなかった…



遠目から冬馬様を見ながら、朝から張り詰めている神経を緩める


冬馬様、トーマ様、とーま様…

ああ、言い間違いに気を付けないと…


そんな事をぼんやり考えているときだった


さわさわ…


ぞわぞわぞわぞわ〜

私がお尻に張り付いている手をギュッと掴んで

「何するんですか!!!」

と思わず大きな声を出してしまったのが



よくなかった!!!




私のお尻を、散々撫でていた人物が…


すごい人だったんだな…




もー!!!金持ちなんてクソっくらえ!!