あ〜あ…



美人は3日で飽き、ブスは3日で慣れる



とはよく言ったもので…



私がこの学校で注目を浴びたのは数日

後はすっかりこの学校の皆様(特に女子)に慣れていただきました…

まあ、結果的には皆様が「あんなダサブスじゃあ、冬馬様の相手にならない」と理解していただいたみたいです…


バッカみたい!!


誰があんなワガママ坊っちゃんのお手付きになりたがるのよ!

超御免!!!



そんな事より、明後日のパーティー…大丈夫かな〜

私は机に顔を付けて考えていた

初めてはいつか来るとは思っていたけど…


むむ〜


はあ…


最近ため息ばっかだ…










「なるようになるしかない!」

夕食を部屋で食べていると、坊っちゃんが突然そんな事を言い出した

「お前の顔を見てると、飯が不味くなる!いい加減諦めろ!」

「はあ…」

「小桃さんなら、大丈夫ですから」

「はあ…」

どうも二人の言葉が耳に残らない



「よし、東海林、飯食ったらお前は上がっていいぞ!小桃、お前は俺様とチェスの勝負だ!」