金持ちって、超ー暇人だ
ソファに座りながら女の子達に囲まれて鼻の下を伸ばしている坊っちゃんを、離れて見ていた
はぁ…、こんな仕事ばっかりになるんだ…
東海林さんって大変だな〜
壁に寄りかかり、大音量とチカチカするライトに嫌気がさしながらも仕方なく黙っていた
「冬馬様ってスゴいのね!」
「カッコいいだけじゃなくてお金持ちなんでしょ?スゴーい」
「そんなことはないよ。ま、好きに飲んでよ?今日は俺が全部持つから」
女の子達から黄色い悲鳴が上がる
バカみたい…
冷ややかな目で遠くを見ていたら、突然男が横に立っていた…
「彼女、仕事帰り?」
「はぁ?」
「OLさんでしょ?」
………あ、スーツ着てるから?
「いえ、仕事で来てるんです」
思いの外、声が通らない…
私は声を張り上げていった
「俺と一緒に飲まない?」
な、何この人!!
仕事中だって言ってるのに!
「仕事中ですから」
「そんな固い事言わないで!彼女実は超美人じゃない?」
はぁ?
この話し方やニヤケ方にイライラしてくる
ソファに座りながら女の子達に囲まれて鼻の下を伸ばしている坊っちゃんを、離れて見ていた
はぁ…、こんな仕事ばっかりになるんだ…
東海林さんって大変だな〜
壁に寄りかかり、大音量とチカチカするライトに嫌気がさしながらも仕方なく黙っていた
「冬馬様ってスゴいのね!」
「カッコいいだけじゃなくてお金持ちなんでしょ?スゴーい」
「そんなことはないよ。ま、好きに飲んでよ?今日は俺が全部持つから」
女の子達から黄色い悲鳴が上がる
バカみたい…
冷ややかな目で遠くを見ていたら、突然男が横に立っていた…
「彼女、仕事帰り?」
「はぁ?」
「OLさんでしょ?」
………あ、スーツ着てるから?
「いえ、仕事で来てるんです」
思いの外、声が通らない…
私は声を張り上げていった
「俺と一緒に飲まない?」
な、何この人!!
仕事中だって言ってるのに!
「仕事中ですから」
「そんな固い事言わないで!彼女実は超美人じゃない?」
はぁ?
この話し方やニヤケ方にイライラしてくる