それを遮るよぅに
「いやって言ったのにっ。お母さん耳付いてる?聞こえてる?結婚なんていやって言ったよねっ?自分だけの結婚じゃないんだよっ?昨日聞かされて、今日いきなり会えって?地球はお母さんのために回ってるんじゃないのっ!私はお母さんの何なのっ?何も相談してくれないなんてっ…見損なった。」

これもまた、いつもの様子からじゃ想像もしないよぅな叫び声。

鼻をすすりながらゆあちゃんは階段を駆け上がった。


そして俺もまた後を追った。