ぶどうゼリーを食べながら大人の話しに耳を傾けていた。
「今日はどぅする?泊まってくの?」
「んー。俺は帰る。萩太は泊まってけ。」
「家帰るのめんどいしな。」
「着替えは…」
「私のスエットがあるよ。」
「お前身長が違いすぎだろ。」
「あ、そっか」
萩太、背高いもんなぁ…
180くらいあるかなぁ?
私…148だもんなぁぁ…
見上げちゃうよ……
「ん?何?」
やばっ
ずっと見てたよっ
「…っ何でもない」
「あっそ」
栗色の髪の毛。
高い背。
優しい性格。
整った顔。
天才な頭。
完璧じゃん……
こんな人がお兄ちゃんなんて.....
夢じゃないよね.....?