大好きなハンバーグを食べて、先輩と部屋で話してしると
「ゆあ、さっき先輩って言ったよね?」


あっ……
忘れてた…


「忘れとった…」

と言ったら明らかに拗ねた。


先輩…
萩太…キャラが違うょー。

「萩太、学校とキャラ違う。」

「一緒だょ。」
と言いながら立ってベットに横になった。

「だって、学校ではクールなイメージしかないんだもん。」

「今もクールじゃん。俺。」



「そーじゃなくてーっ」




て言ったら下から

「ゆあー。萩太くんー。降りて来てー」

とお母さんが呼んだから、下に降りて言った。



「はい。デザート。」

あ、それだけですか。

「萩太、どっち?」

桃のゼリーとぶどうのゼリーが1つずつあった。

「ゆあは?」

どぅしよっかなぁ…

「私は…ぶどうっ!」

「じゃぁ、こっちでっ」

「えー!私、ぶどうがいいって言ったじゃんー」

今にも泣きそぅだった。
ぶどうがよかった…

「こんな事で泣くなよー。はい。ぶどう。」

「やった!ありがとっ」