放課後になると、俺は急いで門にむかった

ほんの少し待っていると…

椿が走ってきた

「やぁ、夕月さん
早く来てくれたんだね」

俺は椿に、王子様笑顔を向けた

「待たせたら悪いと思って、急いで来たのよ」

椿も、お嬢様のような笑顔を向ける

すると、まわりの女子が近づいてきた

「あのぉ、お二人は付き合ってるのかしら?」

なんて言ってきやがった