「黙れ」

鈴木がそう言うと、私の口を手でふさいだ

「怯えるな
なにもしないから」

その声はやたら優しくて、私は落ち着きを取り戻した

「騒ぐなよ
手を離すからな」

鈴木は私を見つめる

私は答えるように何回もうなずいた

鈴木はそれを見て、ゆっくり口から手を離した

そしてしばらくの沈黙









































「…なに3日も休んでるんだよ」









































沈黙を破ったのは鈴木だった

「えっ?」

私は、聞き返す

「だから、なんで3日も休んでるんだよ!!」

今度は大きい声で言ってきた