「俺は、鈴木 洋介だって知ってんだろ?
お前、バカか?」

私は、カチーンとして鈴木君をしかとして立ち去ろうとした

が…

「なに?」

私が睨んだ先は…

鈴木君が私の腕を掴んでいた

「お前、この正体バラされたくなきゃ、放課後付き合えよ」

ニヤッと笑う鈴木君…いや鈴木って言おう

私は、嫌な予感を感じながら、頷くしかなかった

だって、1年のときから誤魔化してたんだから、いまさらバレたくない…

バレて、お嬢様ぶってたって思われて…いじめられるのなんかいやだ…

あんな辛い日々はもう味わいたくない…

私は、放課後門の前で待ち合わせをすることにした