薫子のマネージャーになって二年の時が過ぎた。
一年契約の読者モデルを卒業した後、仕事は途切れる事は無く、毎日が忙しい。
そんなある日、小さいライブハウスで胸を打たれるバンドに出会う。
音程のズレはあるものの、耳に焼き付く歌声。
軽快なメロディー。
……何と言っても、小さい体から奏でられる、力強いロックなギター。
ギタリストはチビの女。
声の質は魅惑的なので、ボーカルをもう少しトレーニングすれば、もっと延びる可能性はある。
俺の胸の内は、とてつもなく熱くなり、声をかけずには入られなかった。
「“AQUA+”って言うんだ…。メジャーデビューする気はある?」
一年契約の読者モデルを卒業した後、仕事は途切れる事は無く、毎日が忙しい。
そんなある日、小さいライブハウスで胸を打たれるバンドに出会う。
音程のズレはあるものの、耳に焼き付く歌声。
軽快なメロディー。
……何と言っても、小さい体から奏でられる、力強いロックなギター。
ギタリストはチビの女。
声の質は魅惑的なので、ボーカルをもう少しトレーニングすれば、もっと延びる可能性はある。
俺の胸の内は、とてつもなく熱くなり、声をかけずには入られなかった。
「“AQUA+”って言うんだ…。メジャーデビューする気はある?」