『で?本当にそれでいいのか?本当に諦めきれるのか?』
心の声が、聞こえた気がする…
『まだ何一つ伝えてねーじゃん、自分の気持ち』
それは…そうなんだけど…
『諦めんのなんて、いつだってできるじゃん。ちゃんと伝えること伝えてからでも、いーんじゃね?』
…自分に励まされるなんて、変な感じだな
自然と、俺の顔には笑みがこぼれていた
「確かに、俺らしくもねーよな…こんな形で逃げるなんて…」
軽く頭を掻き、俺は決意した
正直な気持ちを、キミに伝えよう
その先になにが待っていても、きっと後悔はしないから…
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…