だって気付けば

 目で追ってるんだもん…


 そのことを千夏に相談した


「あたしね…鷹のこと

 目で追ってるんだ…」


「う~ん…

 でもなんで振ったの???」


「あたし見ちゃったんだ…

 鷹と知らない女が

 キスしてるの…」


「うそ…」


「で…捨てられるのが

 恐くて鷹から逃げた…

 もう終わりにしよって言った

 とき鷹の顔を見てられなかった 」


「そうかぁ~…

 向こうは完全に避けてるしね… 」


「うん…

 でもスッキリしたよ☆

 千夏に聞いてもらえて」


「もういいの???」


「うん…ありがとう」