とうとう来てしまった…

 千夏と遊ぶ時間が…

 だって千夏は

 ピアスじゃらじゃらだし

 あたしとは真逆で

 恐いんだ…

 
 いろいろ考えてたら

 千夏がきた…


「よし行こう☆」


「うん」


 ゲーセンに向かう途中…

 千夏がこういった…

「未彩~あたしこんなんだけど

 未彩のこと大切だから」


 と言った

 この言葉を聞いたとき

 あたしの心にあった

 恐怖心が消えて千夏が

 どんな気持ちかわかった

 気がした…きっと

 淋しかったんだろうなぁって…

「千夏ゲーセン着いたから

 プリ撮ろうね♪」


「うん♪」


 それから毎日のように


 遊ぶようになった…


 次第にあたしの


 格好も茶髪になり


 ピアスも両耳で7個くらいに…

 家にも帰らない日もあって


 帰れば親から叱られる


 そんな日の繰り返しだった…