言い合いをしていたら

 海斗が来た…

 海斗はあたしを

 連れて行った…


 そしてあたしに言った

「ごめん…わかれよ」

 って…

 あたしはよく分かんなかった

 そして吐くように

 あたしに言った

「俺…未彩のこと好きじゃないし
 最初から体目当てで

 あんとき未彩はいまいち

 だったし…」って…

 あたしはその場にしゃがみ

 泣きまくった…

 もう外は真っ暗で

 学校には誰もいなかった


 学校からでて

 あたしは知らずに

 千夏の家に向かっていた…


 千夏の家に着いて

 インターホンを押した


 中から「はぁ-い」って

 聞こえてあたしは

 笑みがこぼれた


 でも千夏は

 あたしの顔をみるなり

 駆け寄ってきて

 部屋につれてってくれた

 
 そして今日のことを

 話したら

 一緒に何も言わず

 泣いてくれた…


 あたしあんなこと言ったのに…

「ご…めん…ね」


「なんで???」


「あたしあんなこと

 言ったし…」


「あぁ~あれ気にしてないから」

 って笑って許してくれた…