「あっ。こっちこそ狭くてすいません・・・」
社交辞令じみた挨拶しかすることができなく、そのまま会話は終わってしまった。
数十センチしか離れていない咲夜さんの横顔。
パッチリとした二重の大きな瞳。
サラサラな髪。
その容姿に見とれてしまう。
・・・何か会話をしなくては・・・
だけど、言葉が見つからない。
こんなに。
こんなに会いたかったのに。
こんなに話がしたかったのに。
いざ会うと、何を話したらいいのか頭が真っ白になってしまう。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…