やばい。

やっぱりカッコいい。


じっと見つめていたいけれど、咲夜さんに会ってからの短い時間、いろいろなことがありすぎて少し気まずいこともあり、しっかりと顔を見ることができない。


ドキドキドキ・・・



鼓動は高鳴るばかり。



愛美やこずえさんに聞こえてしまうんではないかと思うほど大きな音を立てている。



「あんたたちも酒のむでしょ?」


とりあえずビール持ってくるわと席を離れたこずえさんと入れ替わりで、大輔さんと咲夜さんがあたしたちの席へとやってきた。


「お邪魔しまぁ~す」


そう言って大輔さんは、迷うことなく愛美の隣に座った。


ってことは・・・



「隣、狭くなっちゃうけどごめんね」



そう言いながら、咲夜さんが私の隣に腰掛けた。